『投資苑 - 心理・戦略・資金管理』
『投資苑 - 心理・戦略・資金管理』は厳密に言うとFXの本ではありません。 ただ、投資で儲けようと思っている人には必ず読んでもらいたい名著です。 副題にもある”心理・戦略・資金管理”はFXでも何よりも大事なことなのです。
著者のアレキサンダー エルダーは元精神分析医のトレーダー。彼によって書かれた 『投資苑 - 心理・戦略・資金管理』はアメリカでロングセラーになっている名著です。 世界8カ国で翻訳されて出版されております。
元精神分析医ならではの心理からのアプローチは必読です。個人の心理、集団の心理の観点で 投資家の心理・行動パターンを分析しています。、「アルコール中毒症患者」と「一皮むけることのできない投資家」の 共通点を書いてある部分は非常に興味深いです。
『投資苑 - 心理・戦略・資金管理』は「テクニカル分析」の手法についても、 コンパクトでかつ分かりやすくまとめられています。参考文献も書かれているので さらに深く学習を進めることも可能です。
そして『投資苑 - 心理・戦略・資金管理』で一番オススメなのはリスク管理、資金管理についての解説。 リスク管理、資金管理について書かれている書籍は少ないのでこれは非常に貴重です。 FXでもレバレッジをいかにコントロールするかが大事であることはすぐに分かるようになると思います。
『投資苑 - 心理・戦略・資金管理』の唯一の欠点を言えば値段が高いことですね。 アマゾンでも高評価なのでその内容は間違いないのですが、ちょっと二の足を踏んでしまう値段です。 しかし本書でメンタルコントロール、マネーマネジメントについて学べるのであれば非常に安い買い物だと思います。 FX初心者の人にも読んでほしいですし、FXで痛い目にあったときに読み直すと心にしみてくる内容です。
FXをやる人はもちろん、すべての投資を志す人には『投資苑 - 心理・戦略・資金管理』は必読です！
